生まれて初めて・・・
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こんにちは、スタッフEです!
6月1日から七泊八日の入院生活、そして一週間の自宅療養を経て
戻ってきました。術後いろいろな禁止事項があり、中でも運動は最後
の最後まで禁止、でしたが、7月に入りやっと運動解禁となり
ました。
右目網膜の中心部分、ものを見るのに一番大切な黄斑部にきれいに穴
が開き、視機能が大幅に低下・・・。その穴をふさぐため生まれて
初めての手術を、京セラドームのすぐ近くにある眼科専門病院で経験
してきました。
眼のレンズの奥にある硝子体を満たしているゼリー状の液体を、白目
に3本の針を刺してそこから吸引し、液体を抜いた後は特殊なガスを
替わりに注入、そのガス圧で穴をぴったし圧迫することで穴が自然に
塞がっていくのを待つ、ひたすら待つ。黄斑部が場所的に目のレンズ
のまっすぐ奥、にあるためそこにしっかりガス圧をかけるために我々
に課せられた試練は、術後ひたすらうつ伏せ姿勢を保つ、ということ
でした。また、ガスがレンズに触れると白内障を引き起こすという
理由からも、食事とトイレ以外はうつ伏せ。術後すぐ、主治医からも
「うつ伏せ頑張ってください」と激励の言葉をいただいたほどに
ここがこの治療の山場・・・でしたね。
テレビや読書等目を使うことは厳禁、で日がなうつ伏せで横になって
いる時の一番の気晴らし?が、次々と同志が退院した後にすぐに新人
が入って来るわけですが、その人に、翌日に受ける手術の説明をする
看護士さんの話を横から聞くこと、でした。
あーこの人はこんな病気で、こういった手術をするんだー、あーこの
人はガス入れ手術じゃないから、うつ伏せじゃなくていいんだー等々。
そんな中で、同じ手術内容の説明をしていても看護士さんによって、
表現の仕方が微妙~~に違うことに気づきました。
「たぶん」痛みは少ない、とか「あまり」痛くない、とか若干ぼや~
~とした説明をする方と、痛みはありません!と言い切り型の説明を
する方がいるのです。というか、私が入院していた間、唯一私に説明
をしてくださった看護士さんのみが言い切り型、でした。
術後、後から後から入って来る新人さんへの他の看護士さんの説明は
すべて「あまり~」とか「それほど~」という修飾が言葉について
いました。
多分そのおかげで、いやまちがいなくそのおかげで、術後談義を同志
とやっている際に、唯一手術が「痛くなかった」と感想を述べたのは
私だけ・・・でした。痛くなかった・・・という私を皆は不思議そ~
にただ見ていましたね・・・。
痛くないと断言された私はそう信じて手術へ挑んだのです。改めて、
信じるものは救われるのだ~、と確信し、さらに私に力強く説明して
くださった看護士の方に、深く感謝をしたのでした。
そしてもちろん、私を手術してくださった、私のスーパードクター
にも深く深く感謝です!
この後 神戸マラソンの当選通知が舞い込んだ!というなんとも
うれしい神様からの贈り物まで届いたのでした。