免疫力の活性化

健康メモ

日差しに春を感じる時がある今日この頃ですが、この時期は寒暖の差が大きく、体調を崩しやすい時でもあります。風邪やインフルエンザにかからないためにも、日頃の体調管理を
少し見直してみることも大切ですね。

◆●加齢と免疫力◆●◇○◆●◇○◆●◇○◆●◇○◆●◇○◆●◇○◆●◇

細菌やウイルスから私たちを守ってくれる免疫細胞は、加齢とともに低下していきます。
それは免疫細胞のなかのT細胞を造る胸腺が、年齢とともに萎縮してしまうからです。
胸腺は16歳ごろにその働きがピークとなり、40歳ごろには四分の一に、そして80歳ごろにはその寿命を迎えると考えられています。
胸腺に限定しての話となるとかなり悲観的な内容ではありますが、人間の体は上手く出来ていて、一つの機能が動かなくなった場合でも、他の機能にシフトしていくという働きがあるのです。胸腺の免疫系のシフト先は、腸管免疫系です。

★●腸管免疫を活性化する★●☆○★●☆○★●☆○★●☆○★●☆○★●☆○★●

胸腺の加齢による萎縮は残念ながら止めることは出来ませんが、腸を健康に保ちその免疫力を活性化することは、日常生活のちょっとした工夫で可能です。

・ 食生活⇒バランスの良い食事を心かげましょう。
また、腸に悪影響のある食品添加物をできるだけ摂取しないように注意しましょう。
・ 睡眠⇒睡眠不足自体がストレスを生みます。
腸にダメージとなるストレスの元をできる範囲で小さくしていきましょう。
・ 冷え⇒体が冷えると腸の働きも低下します。
お腹を冷やさない生活を心がけましょう。入浴はシャワーで済まさずに、しっかりお湯につかり芯から体を温めましょう。
お風呂に入ることで、深く心地よい睡眠も得られ、リラックスできる
ことから、一石二鳥どころか三鳥の効果が期待できますね。