お風呂の湯温

健康メモ

◆40度が境◆
体をコントロールしている自律神経は、40度の湯温で切り替わります。
40度以上では交感神経が優位になり、40度以下は副交感神経が優位になります。
この温度差を利用して、お風呂を目的別に使い分けることで毎日の体調管理に役立てることが出来ます。

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◆温度別お風呂◆
副交感神経が優位になる40度以下のお風呂
・39度から40度の温浴: 肌寒い一日の終わりに。じんわり温まる心地よいお風呂
・37度から39度の微温浴: 体も心もリラックス。疲れを取ってぐっすり眠れるお風呂

交感神経が優位になる40度以上のお風呂
・40度から41度ほどの高温浴: すっきり目覚めたい朝風呂におすすめ

42度でのスペシャル高温浴 
・体内の傷ついた細胞を修復してくれる働きのあるヒートショックプロテイン(HSP)を活性化するお風呂。
入浴により、一時的に体温を38度にまであげることでHSPを増やすことが出来ます。
スペシャル高温浴を行った2,3日後にHSP量はピークになりますので、大切なイベントの2,3日前に行うのがおすすめです。
ゴルフ等スポーツイベントの前に行えば筋肉痛の軽減に、旅行の前ならば免疫力が高まり体調をくずしにくくする働きがあるとされています。